年俸制だと残業代は支払われないのか

一般的な給与形態としては月給制がありますが、最近では年俸制を採用している会社も増えてきました。

年俸制というとプロスポーツ選手が契約する給与形態として馴染みがあるかもしれません。一年ごとに業績を見て、良ければ大幅に給与が上がり悪ければ給与が下がるというものです。年収300万円から500万円ほどの一般的な会社員にも年俸制が採用されていることが増えていますが、残業代が支払われないというケースが見受けられます。

しかし、年俸だからといって残業代を支払わないのは違法ですのでしっかり確認が必要です。労働基準法では、時間外労働・休日出勤をした労働者には割増賃金(残業代)を支払わなければならないと記されています。

これは月給制や年俸制という給与形態は関係なく適用されないといけないものです。使用者と労働者という関係性があるためしっかり守らないといけないのです。プロスポーツ選手はこの使用者と労働者の関係性ではなく個人事業主であるため、残業代の決まりには縛られないのです。

また給与の支払い基準は法定労働時間が関わってきます。法定労働時間とは一日8時間・週40時間のことです。これを越えた労働時間に対し時間外手当を支払わないといけないのです。月給や年俸は関係ありません。

労働者としては、実際に働いた時間と支払われた給与のバランスが合っているのか確認する必要があります。タイムカードのように時間を記録する習慣がない会社や働き方だとしても、毎日の出勤と退勤をメモしておくだけでも、未払い残業代を請求する時には役立ちます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です